直流と交流

この記録は電気のはなし。


直流
交流
なんぞや?

ってはなし。
じゃあ、カンタンに…

電気の世界には、2種類の性格の電気がいる。

直流交流だ。



この2種類の違いは単純。
直流一定で、交流変動する。
それだけ。


グラフを見るともっと良くわかる。

直流
黄色い線が直流の電気。
よこ軸が時間。 たて軸が電気の量。

グラフを見てほしい。
0秒の時に2の量だけ電気を加えてある。

時間が1秒、2秒と経過していっても、電気の量はずっと2のまま。
一定なのが分かる。
これが直流

交流
オレンジ線が交流の電気。
よこ軸が時間。 たて軸が電気の量。

グラフを見るとさっきとは明らかに違う。
0秒の時に電気の量は2
これは直流と同じ。

しかし、時間が1秒になると、電気の量が0になり、
2秒目で-2
3秒目で0
4秒目で2に戻る。

このように時間の経過にともなって、
電気の量が変わる(変動する)のが交流




PS
ちょっとわき道にそれて、抵抗の話も記録する。

抵抗は邪魔する物の意味。
その名の通り、
電気の流れを妨げるためのもの。
どれだけ流れにくくするか、
といった量は数字で表せる。

単位はΩ(オーム)

たとえば、抵抗値は10Ω、とか書く。

なぜ、こんなもの(パーツ)が必要なのか?
単純に考えると、
電気の量が大き過ぎたときに、
ちょうどいい大きさまで調整したりとかに使える。
また、電圧や電流といった異なる量を別々に調整できたりもする。

まぁ、電気には邪魔だけど、人間には邪魔じゃない。
むしろ無きゃ困る存在

で、
この抵抗の値は直流交流でちがう値になったりする
たとえば、
直流の電気には邪魔にならないけど、
交流の電気には邪魔をするようなパーツがある。
(逆の作用をするパーツもいる)

こんなパーツがいると、
両方同じ呼び方(抵抗)で呼ぶと、困る場合がある。
特に回路設計をする時にね、

そこで、
直流にとっての抵抗は、そのまま抵抗って呼んで、
交流にとっての抵抗を、インピーダンスって呼ぶ。

この違いが結構重要
1161910805372422105 https://www.storange.jp/2011/06/blog-post.html https://www.storange.jp/2011/06/blog-post.html 直流と交流 2011-06-18T19:28:00+09:00 https://www.storange.jp/2011/06/blog-post.html Hideyuki Tabata 200 200 72 72