現役で使っているiMacにて,Ubuntu 14.04の64bit版ISOファイルをダウンロードし,ddコマンドにてUSBドライブへ焼き込みBootable USBを作成. それを古い壊れたiMacのUSBポートに挿してOptionキーを押しながら電源ボタンを押す. すると起動ドライブを選択できるので,USBドライブを選択. 少しするとTry Ubuntu without installing(インストールせずにUbuntuを試す)などが選択できるようになったので,そのまま“インストールせずにUbuntuを試す”を選択. しめしめ...と思っていたのだが,GRUB画面を通過後,ちょこちょこっとログが表示されたと思ったらディスプレイの電源が消えた. 内部でファンなどが動いている音がするので動作はしているが画面だけが切れてしまったのだ. 2度目の試行をするが,同じ結果.
困った...
検索すると,どうやらグラフィックカードRadeonのドライバがUbuntuとの互換性だか何だかよく分からないが,悪さをしているとのことが分かった. そこでGRUBが表示された時にeキーを押して起動オプションを編集する. ここにRadeonドライバを無視(ignore)するようオプションを追記してみた.
modprobe.blacklist=radeon
全体を見るとこんなかんじになっていた.
setparams 'Try Ubuntu without installing'
set gfxpayload=keep
linux /casper/vmlinuz.efi file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed boot=casper quiet splash modprobe.blacklist=radeon ---
initrd /casper/initrd
これでControl+xもしくはF10キーを押して起動させる. すると今度は順調にUbuntu 14.04のデスクトップ画面が表示された!HDDのデータにアクセスするとMacintosh HDの文字が. 階層を辿って行くとちゃんとユーザーフォルダも残っていた! 外付けHDDを接続してコピーを試みる. だが,権限の問題でコピーが出来なかった. Terminalを立ち上げ,sudo nautilusとタイプし,ファイルビュアを立ち上げMacintosh HDフォルダのユーザーディレクトリへ行き,もうひとつTerminalウィンドウを開いて同じくsudo nautilusとタイプ,こちらでは外付けHDDを開いてドラッグ’nドロップでコピーを試みると,今度は素直にコピーをしてくれた. コピー前にDisksアプリケーションなどで外付けHDDをFATなりにフォーマットしておくと良いかもしれない. これで今回はデータの救出が行えた. というお話.
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https://www.storange.jp/2019/12/ubuntu-1404imac-2011.html
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Ubuntu 14.04をiMac 2011で立ち上げる
2019-12-22T23:03:00+09:00
https://www.storange.jp/2019/12/ubuntu-1404imac-2011.html
Hideyuki Tabata
Hideyuki Tabata
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