Decentralized Web(分散型Web)ことWeb 3.0が着実に整備されつつある。これは昨今浸透しつつあるブロックチェーン技術を利用した“次世代のWeb”と話題のエコシステムである。
“分散型”という言葉通り、どこかの企業のサーバー上など“だけ”にWebサイトファイルが格納される仕組みではなく、IPFS(InterPlanetary File System)といった、ブロックチェーン技術をベースとした分散型ファイル保存技術により、Webサイトファイルが分散された状態で保存される。このためネットワーク障害にも強く、機密性も高く、また改ざんにも強いなどの性質がある。これら分散保存されたファイルへアクセスするには、従来(Web 2.0など)で言うところのDNSに替わるネームサービスとなりうる、ENS(Ethereum Name Service)を利用する。
さて、Web 3.0上のWebサイトおよびコンテンツへアクセスするには上述のIPFS(ファイル保存技術)とENS(ネームサービス)に対応したブラウザが必要になる。FireFoxやChromeをIPFS+ENSへ対応させるための拡張機能も存在するが、ここではデフォルトで対応しているWebブラウザを以下ご紹介する。
上記ブラウザで、Web 3.0サイト、例えばDecentralized Web版の検索エンジンである「almonit.eth」などにアクセスしてみよう(ドメインが.ethなのが特徴)。
参考サイト
- All the Ways You Can Surf the Decentralized Web Today | by Brantly Millegan | The Ethereum Name Service | Medium
- インターネットの未来、Decentralized Web - 特異点の向こう
- Web 1.0, Web 2.0 and Web 3.0 with their difference - GeeksforGeeks
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https://www.storange.jp/2020/09/web-30.html
https://www.storange.jp/2020/09/web-30.html
Web 3.0サイトを閲覧できるブラウザたち
2020-09-27T11:32:00+09:00
https://www.storange.jp/2020/09/web-30.html
Hideyuki Tabata
Hideyuki Tabata
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