祖父にもらった折りたたみ式の虫眼鏡。
折りたたむと長方形状になり、かなりコンパクト。
組み立てるとコの字型になり、上から覗き込むように見て使う。
倍率は分からないがかなりクッキリ大きく見えるので、印刷物の細部を見るときに便利だったりする。
調べると次のような名称のルーペらしい。
- 縞見ルーペ(しまみルーペ)
- リネンテスター
- スケールルーペ
- 折りたたみ式ルーペ
かつて繊維織物の生産が盛んだった地の出身なので、その関係の人からもらったか、仕事柄必要で手に入れたのか。
面白いのが、土台となる枠についている目盛り。
枠の三辺それぞれに違う単位の目盛りが刻まれているのだが、単位は漢字で書かれている。
- 吋: インチ (2.54cm)
- 鯨: くじらじゃく (1寸=3.785cm)
- 曲: かねじゃく (1寸=3.03cm)
しかし目盛りの刻みも、自動化された機械というより、人の手でひとつずつ刻まれているように見える。
手作りなのだろう。
その所為か、昨今のmm標準スケールと比べると誤差がある。
いや、標準化される前の尺ということなのかも知れない。
いずれにしても、まだまだ使える。
参照資料: ステンレス筬の見方 (http://www.takichou.com/osadetail.htm)
5671748381395565982
https://www.storange.jp/2023/10/blog-post.html
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縞見ルーペの単位
2023-10-31T11:43:00+09:00
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Hideyuki Tabata
Hideyuki Tabata
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