MENG製のDUNE Ornithopter(デューン/砂の惑星 オーニソプター)が届いたので記録。
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ハルコンネン(Harkonnen)版とアトレイデス(Atreides)版の機体をそれぞれ1機ずつ購入(なんかロマンある文章だな)。
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パッケージ裏面には組み立て方法が描かれている。
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パッケージ側面にはデカールの貼り付け位置が記されていた。
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さっそく開封。
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上がハルコンネン版オーニソプターの内容。6枚のランナー、1組のデカール、そして組み立て注意点の記された紙が1枚入っている。
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アトレイデス版オーニソプターの内容はランナーが5枚である点を除けば、ハルコンネン版と同じ内容。どうやらハルコンネン版は本体パーツが2枚のランナーに分かれている模様。
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組み立て方法は箱にのみ記されている。この紙はプラモデルをつくるにはこういう点に注意すると上手につくれます、とか怪我しないように気をつけてね、とかそういった類のことのみ書かれていた。
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“Z”と書かれた黒色のランナー。これは土台パーツだ。
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“C”のランナーはオーニソプター左側の羽パーツ。アトレイデス版オーニソプターは羽4枚が対になった計8枚、ハルコンネン版は羽3枚が対の計6枚であるが、ランナーが共有されているためハルコンネン版では左右1枚ずつ羽パーツ余る。こうしてどちらの機体にも流用できる予備の羽パーツを得られたのは嬉しい。
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“D”のランナーは右側面に来る羽パーツ。こちらもハルコンネン、アトレイデス、まったく同じ形状の羽パーツ。
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“B”ランナーには脚部やタラップ、本体下部にあるフロントライト、更には羽の付け根といった細やかなパーツが揃っている。脚部およびタラップ部は着陸時と離陸時でそれぞれ別パーツが用意されている。羽パーツ同様、ハルコンネン版では羽の付け根パーツも1対予備パーツとして余る。付け根パーツに左右は無いので重宝。実際、撮影中に1つ付け根パーツが壊れてしまったので、予備があって大変助かった。“B7”パーツはフロントライトなのだが、これもくびれ部分が大変細いためランナーから切り離す際はご注意いただきたい(わたくし手元がおっちょこしちゃってこのくびれ部分が白っちゃけちゃいました)。
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“A”ランナーがアトレイデス版の本体、“E”と“F”ランナーがハルコンネン版の本体パーツとなっている。ハルコンネン版には機関砲(“F1”パーツ)まで付いている。残忍だ。
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デカール。よく見るとアトレイデスの紋章、ハルコンネンの紋章がそれぞれある。わたしは手先も器用でなければモデルキット組み立ての経験もほぼ無いため、デカールも塗装も何も施さずに組み立てた。よってデカールは未開封で保管中。
さて、此処から先は組み上げたものの写真になる。
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まずは着陸時の機体写真から。先にハルコンネンモデル。
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こちらはアトレイデスモデル。こう見るとアトレイデス版はハルコンネン版に比べ羽が1対多いので、羽のデカさがより際立つ。
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ハルコンネン版は滑らかなフォルムで、まさに昆虫だ。羽もアトレイデス版と比べ落ち着いていて(Low-profileで)軍用機味が強い。
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アトレイデス版は角張ったデザインで無骨さを感じた。モデルキットだと羽の付け根が混み合って、羽を格納するのも一苦労であった。でも、どちらもかっこいい。
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次は離陸・飛行時。先にハルコンネンモデルから。離陸モードへチェンジするために、羽は180度回転させ、脚部・タラップ部のパーツも付け替えた。やはりこの感じが一番好き。今も飛行状態のまま飾っている。
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アトレイデス版オーニソプターの飛行モード。映画で、特にPART ONEでよく観た画になる。このコックピットに乗ってみたい。
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飛行中のオーニソプターを正面から捉えると、また印象的なフォルムを得られる。こちらはハルコンネン版。やはり軍用機味が強い。シーホークかアパッチのような軍用ヘリに睨まれているような威圧感。
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アトレイデス版オーニソプターを正面から見ると、だいぶ工業的なデザインであることが伺える。香料採取機器などと同様、ハルコンネン版を見た後だとより“質素”に見える。
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同じサイズ感で比べてみると、意外にも違いがあって驚いた。劇中だと周りであれこれ起こり過ぎて、そこまで気にしなかったのだろう。どちらも良さがある。でもわたしが乗ってみたい機体はアトレイデス版かもしれない。ダンカンみたいにバンクして着陸してみたい…なんてね。
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